もうしばらくすると、キアシドクガの年一回乱舞が見られる時期となりました。ドクガ科ですが、成虫、幼虫ともに毒はありません。
食草がミズキ、クマミズキに限られるので、そういった木のあるエリアにしか見られませんが、拙宅のほうは谷戸なので、繁華街にも山が残っているため、かなりあちこちで成虫を見ることが出来ます。
成虫は可憐な純白の蛾で、名前の通り足が黄色。飛ぶ姿は一生懸命飛ぶモンシロチョウといった感じ。

幼虫は黄色地に黒い模様があり、まばらな毛があります。ドクガ科とは思えないような、この科としては変わった姿ですが、特有の背腺があるので、ドクガ科とわかります。写真は前蛹に近い終令幼虫です。

山が迫った位置の商店街のお店の脇に、クマノミズキ(葉が対生なのでおそらくクマノミズキと思う)が植えられていて、この木の近辺に終令幼虫と蛹(キアシドクガはマユを作らない、もしくはマユが不規則で非常に粗いので、蝶のように蛹がほぼむき出し)を多数見かけるのだけれど、若い幼虫を見かけないなぁと思っていたのですが・・・。
先日じっくり木を見てみたら、葉がチマキのように巻かれていたりしているではありませんか。ドクガ科で葉をつづるというのもあまり聞かないから気づいてなかった〜。
こんなんです。

大分大きくなっているので、半分食べた手巻き寿司になってますが、まいた中に幼虫(黒い影)が見えます。周囲にまいたままのぼろっとなった葉がいくつか写ってますが、わかりますか?
山のミズキはこの時期、葉がすべてなくなってます。それでも夏には新しい葉を展開して、元気に育っていますが。
この辺の詳細と、背腺の説明、もっと綺麗につづられた葉のアップ写真を添えて、幼虫図鑑やみんなで作る蛾類図鑑で交流させていただいているAclerisさんが、記事を書いておいでです。
リンクはこちら。
http://blog.zaq.ne.jp/insect/article/261/綺麗で、詳細なお写真と説明があります。昆虫がお好きでしたらぜひお訪ねになってみてください。
posted by フランカー at 10:52|
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